地元所沢で畳店のやり方は分野によって千差万別!表替えの仕様書とおすすめの費用相場とは

所沢だけに限らず、一昔前だったら畳の表替えをしている風景は季節の代名詞のようなものでした。きっとあなたも畳店の前を通った時に目にしたり、街中で遭遇した経験があるかもしれません。

しかし時は流れ全盛期の半分から三分の一程度に減ってくると、見かけることがなくなるのと同時に表替えのやり方などの情報が乏しくなり、注文方法や費用の相場もわからないまま張替えすることが延び延びになってしまうことも。

そこで今回は所沢の畳店事情と表替えの仕様書についてまとめてみました。

畳を表替えするなら地元が一番!所沢の畳店のドーナツ化現象とは

所沢も全国の例に洩れず、畳店の数が全盛期の三分の一程度になってしまいました。特に所沢市内中心部は壊滅的で、昔は3,4軒あった畳店も今では1件だけです。

またその市街地を取り囲むように残りの畳店が存在するドーナツ化現象が起きています。各店の得意な分野を活かしてお客様の期待に応えようと畳の他に襖や障子なども取り扱っているところが多い他、永く営業しているのも安心して頼めるポイントです。

しかし技術やサービス、保証等などの部分には大きな差がありますので、価格だけで決めるのではなくトータルで考えて表替えを依頼することをおすすめします。

畳の費用相場はやり方で決まる?表替えの価格を見れば店のランクが丸わかり

畳店の表替えには一般のお客様の他に建設会社や賃貸会社、リフォーム会社などがあります。そして畳店がメインとして力を入れている取引先で、畳の表面を覆っている畳表(タタミオモテ)が決定します。ピンからキリまでの畳表を持っていると在庫が多くなってしまうので仕方がないのかもしれません。

賃貸のやり方に強い畳店は普及品を中心に取り扱っていることが多く、費用は3,000円前後です。建設会社やリフォーム会社に強い畳店は8,000円〜12,000円が表替えの相場となります。一般のお客様をメインとしている畳店は12,000円〜50,000円の費用で中級品から高級品を取り扱っています。また、高級品になればなるほど高い技術が必要となります。

畳の表替えについてくるタグと仕様書の違いって何?今明かされる真実とは

畳を表替えすると畳表にタグが織り込まれてきます。これは国産生産量が90パーセントを占める熊本県がやっていて、QRコードを読み取るとい草農家さんの情報が出てきます。

畳表はい草農家さんから産地の問屋に卸されたのち、最終問屋に出荷せれて畳店まで届いてきます。タグがあると熊本産ということで安心です。しかし畳店は農家さんがどういう人なのか?どれくらいの技量があるのかほとんど知らないのが大半です。つまり問屋さん任せで仕入れているわけです。

一方の仕様書は畳にタグは織り込まれていませんが、先ほどとは違い産地農家さんを指名しています。実際に農家さんと会い、惚れ込んだ畳表だけを産地から直接仕入れています。

表替え納品後、3日〜5日の間にお手入れ方法や畳の証明書などの仕様書が畳店からご自宅に届きますので、確認してください。

 

まとめ

畳店は色々な仕事の分野によって取り扱っている畳表が違うために、費用の相場にはどうしても差が出てしまいます。またタグと仕様書は方向性は似ているものの、人任せか畳店の責任による農家さん指名かによって全くの別物となってきます。

もしかしたら同じ国産でも長く使っていくうちに大きな差としてあらわれるのかもしれません。