畳の人気ランキングは意外にもあの色!!イメージ通りの選び方とおしゃれ関係とは

昔は畳といえばい草を使った物しかなかったので、あなたもご存知の通り青々した色しかありませんでした。しかし最近では畳の色も豊富になってきたことで選び方にも幅ができ、畳コーナーや小上がりとして和室を設ける方が増えてきています。

畳の色を上手く取り入れることで、フローリングとは一味違う雰囲気を醸し出しておしゃれな空間を作り上げるのもいいと思います。

でも畳の色を決めるのは難しいと思ったり、人気ランキングも気になるところ。そこで今回は畳の色についてまとめてみました。

畳の色の選び方は和洋のバランスですべてが決まる!?自分好みを探す方法とは

畳の色というのは畳の土台である畳床(タタミドコ)の表面を覆っている畳表(タタミオモテ)と呼ばれている部分のことです。

従来の畳表はい草を使用していたので、新品の時は青々していたのが年月と共に黄色へと変化していきます。これを補うのと同時に家の洋風化に合わせて登場してきたのが和紙や樹脂製の畳表です。

日焼けがあまりなく色も定番の緑意外に茶や灰色、ベージュなどの単色から2色を編み込んでいるものなどがあり、洋室にも合わせやすく自分好みのお部屋にカスタマイズできます。

お部屋に占める畳の割合大きいので、色の具合でイメージがかなり違ってきます。畳店の見積もりの時はすぐには決めずに、選び方としてはサンプルを借りてご家族と壁や襖と調和できる色を選んでください。

おしゃれなお部屋にするには畳の色だけ考えればいい?忘れてはいけない畳のデザインとは

おしゃれなお部屋を目指して畳の色を白にしようか?藍色にしようか?はたまたやっぱり自然素材を使ったい草がいいなど、難しいながらも迷いながら選んでいる時が一番面白いのかもしれません。

しかしここで忘れてはいけないのが畳のデザインです。畳には大きく分けると畳の両サイドに布製の畳縁(タタミベリ)が付いた畳と、畳縁が付いていないヘリなし畳があります。ヘリなし畳も一畳の大きさにするか半畳にするのかでお部屋の雰囲気が違ってきますので忘れてはいけないポイントです。

畳縁をつける場合は畳の色だけではなく、畳縁の色にも注意が必要です。濃い色を選ぶとお部屋が引き締まった印象になり、畳表を引き立ててくれます。逆に淡い色はお部屋が優しい印象に包まれ、洋間との相性もぴったりです。畳縁を目立たせたくない時は、畳表と同色を選ぶとスッキリとしたおしゃれなお部屋になります。

ヘリなし半畳の場合ですと、同じ畳表を入れても丈と幅を互い違いに入れることにより市松模様ができます。光の入る量によって薄くでる時と濃くでる時があり、いろんな表情を見せてくれます。

光に関係なく市松模様にしたい場合は2色選ぶといいでしょう。

 

最後に一畳のヘリなし畳です。半畳みたいに市松模様はできませんが、スッキリとシンプルなおしゃれ部屋にしたいときにはピッタリのデザインです。

このように畳の色だけではなく、デザインも取り入れることによりあなた好みのおしゃれなお部屋が誕生します。

畳の色の人気ランキングはシンプルなあの色!時間と共に見せる表情とは

畳の色やデザインの構想が決まったものの、やはり人気ランキングは気になるものです。和紙や樹脂製は原色系が人気と思いきや、淡い色の方がランキングは上です。インテリアなどにも合わせやすいのが人気の理由でしょか。

しかしトータルでの人気ランキングでは、い草などを使った自然素材が人気です。確かに日焼けをしてしまいますが、新品の時の青々とした色と日焼けをした黄色を楽しむことができます。それに加えて時間と共に色が変化していくのも合わせると無限の色を体験できます。

日焼けしにくく時が止まったように感じる和紙や樹脂製の色も素敵ですが、時間の流れを身近に感じることができるい草はあなたにとって欠かすことのできない色なのかもしれません。

まとめ

食べ物と同じように畳の色も歳を重ねるごとに好みが変わるかもしれません。最初は原色系が好きでも段々と優しい淡い色になっていき、最後は自然素材のい草に落ち着く。

そんな張替えができる畳だからこそできることなので、人気ランキングは参考程度にしていただき、あなたにピッタリと合った色を見つけてください。