畳にソファを置くことが和モダンへの第一歩?対策をしればインテリア選びも楽しくなる!?

和室といえば畳に直接、もしくは座布団を敷いて座るのが一般的です。しかしここ数年で和モダンという言葉が定着し始めると、ソファを置いて生活される方も増えてきました。

畳はクッション性がいいので足触りも良く、気温にも左右されにくいのでスリッパなどを履く必要がないのも人気の理由かもしれません。

でも畳の部屋ってインテリアとか合わすのが難しいと思われたり、対策なんかも気になるところです。そこで今回は畳の部屋にソファはありなのかについてまとめてみました。

畳にソファを置いても大丈夫?対策を知るのが一番の近道になる!?

畳の上にソファを置くときに気になるのが、畳に傷がついたり跡が残ったりしないかだと思います。畳に跡が残る原因は長時間重たい家具を置いてしまうことで起きてしまいます。

強い圧力が加わるためにヘコミなどの跡がついてしまうので、畳にソファを置くときは四つ脚のソファは避けたほうがいいでしょう。

ソファの脚は面積が大きくて平な物を選ぶと圧力が分散してヘコミが最小限に抑えられます。畳の張替えの時にも補修で十分直るので安心して下さい。

また座面の低いローソファですと脚がついていないタイプもありますので、ヘコミなどを気にしないで座椅子感覚で使えるのもポイントが高いです。すでに四つ脚のソファをお使いの場合は、脚の下に板を敷くことによって圧力を分散できるので試してください。

畳でソファを使うときは足の形状にさえ注意すれば、畳のクッション性で足触りが良く冷えからも守ってくれると思います。

畳でソファを使うときは目線がインテリアを決める鍵となる!?

畳の部屋では布団を敷いて寝たり、直接座ってくつろぐという生活様式があります。そもために目線が低くなる暮らしはインテリアにも関係してきます。

襖の柄が下の方にあるのはそのためですが、配置するインテリアも洋間で使うよりも低めの物を選ぶと、部屋も広く見えますし、圧迫感がなくゆったりとした雰囲気を楽しめます。

また和室は直線を多用したデザインになっていることが多いので、家具なども直線的なインテリアを取り入れると和室の雰囲気が際立ちます。

畳でソファを使うときは、ソファに座った目線と直接座った時の目線の高さを考慮に入れてインテリアの高さを決めてください。

畳にソファは和モダンへの入口!和洋折衷を奏でる秘策とは

畳にソファを置くだけでも和モダンでレトロな雰囲気が楽しめます。純和風スタイルはちょっと抵抗がある方も、畳の良さを取り入れつつ現代生活にも馴染むように作られたのが和モダンです。

お部屋のカラーを考える時、最初はベースカラーを70%、メインカラーを25%、アクセントカラーを5%の割合にするとすっきりとしたまとまりのあるお部屋になります。

ベースカラーとなる畳や襖などは淡い色味が多いと思われがちですが、今では藍色や桜色などカラーも豊富に揃っているので、まずは面積が大きい畳の色から決めてみるのが和モダンをイメージしやすいかもしれません。

 

まとめ

畳の部屋にソファを置くとソファに座ることはもちろんのこと、畳に直接座ったり寝転んだりしながら快適な生活をお過ごしいただけます。

和モダンにするには、畳や襖の色を決めるとソファや家具の色や形も想像しやすくなるので、お困りの際はお近くの畳店までお電話ください。