畳の表替えで上手な業者の選び方は価格?それとも口コミ?襖を取り扱う畳店の事情とは
畳の張替えみたいに頻繁にやることがない仕事の依頼って、どこの業者に頼んでいいのか困っている方は意外と多いと思います。
ネットの口コミを見てもイマイチ踏ん切りがつかなかったり、あまりにも安い価格が出ていたりするとかえって不安になるものです。
畳だけでも調べるのが大変なのに襖まで張替えるとなると、2倍以上の時間と労力を使わなければなりません。
そこで今回は失敗しない業者の選び方と畳店の襖事情についてまとめてみました。
100円寿司だと思ったら価格が時価しかない畳業者の摩訶不思議
気軽に入れる100円寿司は大人から子供まで楽しめるので人気があります。でも100円だと思って入ってみたら価格が時価、、、僕なら100メートル9秒代のスピードで逃げます。いや、世界記録叩き出します。
話がちょっと分かりずらかったですね。安い価格だと思って買い物してみると意外と高くついてしまった経験はないでしょうか?
畳も同じで安い価格一種類以外は時価に近いものなっている場合もあります。同じ畳でもAさんのところは3,000円だったり、Bさんのところは10,000円だったら嫌ですよね。
これを回避するには特殊な畳以外はピンからキリまでの価格表がなければいけません。サンプルがあっても価格表がなければ業者の言い値でまとめられてしまいます。
綺麗な花には棘があるように安い価格には裏があるのかもしれません。
畳の業者が襖を張替えるきっかけとなったお客様から言われた一言とは
昔は畳は畳店、襖は表具店などと見えない境界線があり、決して越えてはいけない壁みたいなのが業者同士であったような気がします。
お客様も畳の張替えが終わると時間差で襖の業者に連絡していたと思われますが、時代が流れると両方の業界で高齢化や後継者不足が顕在化してきました。特に襖の業界は畳業界よりも深刻で、このままでは業界さえなくなると噂が出るほどになっていました。
当然畳を張替えにお伺いすると「畳屋さんは襖をやっていないの?」「襖屋さん知らない?」などのご相談が多く、これを機に襖や障子などを畳と一緒にやることで、お客様のお困りごとを解決してきました。
今では表具店にも引けを取らない技術力でお客様に喜ばれています。
畳業者の選び方はやっぱり口コミが一番?理想の畳店に出会える方法
畳の状態は一軒一軒違うので、下見をしないで電話だけで工事をしようとする業者は避けたほうが無難です。サンプルや価格表を持参するのは当然ですが、お伺いする人の態度や言葉遣いも見逃してはいけません。
現在ではネットで業者を選ぶことが多くなっていますが、一番いいのは知人や親戚からの口コミです。畳替えを経験していることが前提になってしまいますが、一番強力な選び方です。
あとはアフターなどの保証がしっかりしていれば問題ないと思います。
まとめ
畳店は畳だけではなく和室にある襖や障子、網戸などを取り扱っている他に、リフォームも手がけているところも増えてきました。お家のことでお困りごとがございましたらご連絡いただければ幸いです。