畳を張替えるならホームセンター?それとも畳店?アメリカ・ドイツで畳が購入される訳とは
日本の住宅において畳はなくてはならないものでした。街中で畳を作る職人さんを目にすることも多かったと思います。
しかし洋風化の加速で和室が減少し畳店の数も減ってくると、せっかく張替えをしたくてもどこに頼んだらいいのか困ってしまいます。
今では畳店の減少をカバーするかのように、ホームセンターや家電量販店でも畳を扱っている時代ですが、それとは反対にアメリカやドイツで畳が購入される逆転現象が起きています。
そこで今回は畳を張替える最適な場所と、アメリカやドイツで購入され続ける謎についてまとめてみました。
色々購入したついでに畳も予約できるホームセンターは必須セット!?
昔は畳の購入といったら専門店である畳店が一般的でしたが、今ではホームセンターなどでも購入が可能な時代になりました。
日用品から建築資材まで幅広く取り揃えているホームセンターは、一日見ていても飽きることはありません。私も大好きで、今必要でない物までついつい買ってしますこともあります。
そんなホームセンターの最大の魅力はネームバリューによる安心感です。接客のレベルも高く、行き慣れたホームセンターなら質問しやすい雰囲気があります。また、ポイント制度があるのもメリットのひとつです。
しかしホームセンターのスタッフが畳工事をするのではなく、あくまでも窓口的な役割をしているところがほとんどで、提携している畳店がお伺いすることになります。
何かトラブルがあった場合は、畳店の判断で処理できないために時間と労力がかかってしまうので、ホームセンターで購入するのは、畳補修剤や上敷きなどの畳関連グッズがいいかもしれません。
畳を張替える場所は地元の畳店がベスト!?購入してもサービスに差がつくことも・・・
畳店が減少していてもネットやタウンページを見れば必ず地元の畳店が見つかるはずです。自分に合った畳を選びたかったり、相談したい方は畳店に直接依頼するのがベストです。
畳に関連する襖や障子、網戸なども自社で施工しているところが多く、一度の注文で全てを賄えるので忙しくて時間がないときは便利です。
畳店によっては、接客レベルや保証などにばらつきがあるので、アフターの保証がしっかりとしているところは間違いが少ないと思います。
特に手直し保証や100%現金返済保証がついている畳店は、技術とサービスに自信がないとつけられない保証なのでオススメです。
鎖国解禁!!畳の購入でアメリカやドイツが再発見する畳の魅力とは
海外で畳を購入するのは在住の日本人が多かったみたいですが、今やアメリカ人やドイツ人の方が購入しているみたいです。
使い方としてはフローリングに畳を敷いて敷布団で寝るスタイルが人気のようです。必要がないときは畳を片付ければ元のフローリングの部屋として使えるので重宝がられています。
また小上がりに本格的な和室を作ってよりリラックスできる空間を作り出したりするなど、自由な発想で家づくりが行われています。
機能性と安らぎ、両方を合わせ持った日本の畳をスタイリッシュに変化させることができるのが、人気の秘訣かもしれません。
まとめ
ホームセンターに頼んでも実際は提携している畳店が来るので、当日どんな人が来るのか心配するよりも顔がわかっている畳店に頼んだ間違いがないと思います。
その時は保証がしっかりと付いている畳店をお選びください。
また、アメリカやドイツの人に負けないように畳の部屋にアレンジを加えて、オリジナルの空間を作ってみるのも楽しいと思います。
この機会に畳の魅力を再確認していただければ幸いです。