畳の掃除に洗剤は使っていいの?水拭きと乾拭きの頻度と今さら聞けない方法とは

毎日の掃除お疲れ様です。スーパーやホームセンターには家の場所に応じたいろいろな洗剤が売られています。台所やお風呂、窓にフローリングと数えたらキリがありません。

でも畳の洗剤ってあまり見かけないですよね。ご自宅に畳がある方も多いと思いますが水拭きや乾拭きなど、どのくらいの頻度でやればいいのでしょうか?

そこで今回は、畳の掃除の基本を解説をさせていただき、気持ちのいい空間にしていただければ幸いです。

畳に洗剤を使えばピッカピカ?最終手段として使った方が言い訳とは

畳の汚れが気になってくると、窓やフローリングのように洗剤を使ってキレイにしたいと思うのは誰も一緒です。

数は少ないですが畳にも洗剤があります。畳は基本的に水気を嫌いますが、天気の良い日に洗剤で掃除するとサッパリして気持ちがいいです。

メジャーなところではマイペットかんたんマイペットなどが使えます。マイペットを使用する場合は表示通りに薄めて布につけ、固く絞ってから畳の目に沿って拭き、その後の水拭きは必要ありません。かんたんマイペットの場合は直接スプレーすることは避けて、布につけてから拭いてください。

クイックルワイパーなどを使う方には、畳用のシートクリーナがオススメです。いつもの床掃除と同じようにシートをセットして目に沿ってかければ、立ったまま畳の汚れをキレイにできるのもポイントが高いところです。

ただし、注意事項に目立たない所で試して、変色しないことを確認してからお使いくださいと書いてあるので、必ずしも万能ではありません。また、アルカリ性の洗剤を使用すると変色して元に戻らなくなってしまうので、使わないでください。

以上のことを考えると、畳替えを視野にいれた場合のみ最後の手段として洗剤を使った方がいいかもしれません。

 

畳の掃除は水拭き派?乾拭き派?使い方や頻度の差がのちの大きな差として帰ってくる!?

畳の拭き掃除は水拭きでやっている人もいれば、乾拭きでやっている人もいます。はたしてどちらが正しいのでしょうか?

先日畳替えの見積もりに行った時、畳がかなり黒ずんでいたので話を伺ったところ、毎日水拭きで掃除しているとのこと。やはり水拭きの頻度が高くなると、畳の素材であるイ草の中心に水分が染み込み黒ずんでしまいます。

水拭きの方が掃除をした感じはありますが、やはり乾拭きの方が畳には良さそうです。どうしても水拭きをしたい場合は、洗濯機の脱水機能を使って水分をとばしてから使ってください。その後、窓を開けたりして乾燥させることも忘れずにお願いします。

ちなみに私の家の畳は定期的に掃除機はかけますが、乾拭きをした記憶がありません。案外畳って拭く頻度を減らした方が劣化を遅らせることができるんですかね。

 

畳の掃除は意外と簡単!今さら聞けない方法を大公開!!

畳は天然の素材を使っているので、畳の掃除の方法に自信がないと思っている方もいるかもしれませんが、意外と簡単なんです。

畳を掃除する時の鉄則は、畳の目に沿って掃除をすることです。目とは逆方向に掃除すると畳の間にホコリやゴミが入ってしまいますし、畳も傷んでしまいます。

はじめに、ほうきや掃除機を畳の目に沿って大きなホコリ等を取り除きます。その後に乾拭きで細かい汚れを拭いていただければ通常の掃除は終了です。

汚れが気になったら洗剤は使わずに、堅く絞った雑巾で水拭きをします。畳のイ草に水分が染み込まないように洗濯機の脱水機能で雑巾の水分をとばすといいでしょう。

最後に乾拭きと、窓を開けて十分に乾燥させて完了です。

まとめ

畳は天然素材であるので掃除が大変と思われていた方も多いと思いますが、意外と簡単なことがおわかりいただけましたでしょうか?

あまりにも汚れがひどい場合は、畳の張り替え時期にきている場合もありますので、お近くの畳店までご相談ください。