畳に防虫シートって効果があるの?畳店からホームセンターまでのおすすめランキング!!
畳替えの時に畳店から防虫シートをおすすめされたけど、実際のところどれくらい効果があるのかわからなくって悩んでしまった経験はございますか?
畳を上げた床板に敷いたり、畳の土台となる畳床(タタミドコ)と表面を覆っている畳表(タタミオモテ)の間に巻き込むことで効果が期待できるのが防虫シートです。
ホームセンターでも売られていることもあり、専門の畳店ともなると種類も豊富でますます悩んでしまいます。
そこで今回は防虫シートのおすすめと効果についてご紹介します。
使用目的にあわせて畳の防虫シートを選べば効果絶大!?その訳とは
畳の防虫シートの主成分は薬剤と天然成分に分かれています。代表的な薬剤には、風邪薬の危険性と同等なレベルのフェンチオンやホウ酸塩、ホウ素系化合物があります。
天然成分は松脂やヒバ油、竹炭などが代表的です。
畳の防虫シートには害虫の忌避系と駆除系があり、忌避系は主に天然成分が使われている物に多く、防虫シートが敷いてある場所に害虫を寄せ付けないという効果や防臭、高湿度防止などがあります。
一方で薬剤の防虫シートは、シートの中にいる害虫を捕獲し駆除します。前に刺されたことがあったりした方は薬剤系の方が良いかも知れません。
また、効果持続時間も選ぶのには大切な要素です。畳の防虫シートは数年〜10年ぐらい持続するものが多く、中には半永久的に効果を維持するものまであります。
防虫シートは使用目的にあわせたものをお選びいただくと、効果を十分に感じられ快適にお過ごしいただけます。
防虫シートを買うなら畳店?ホームセンター?多目的な品揃えならホームセンターに軍配か!?
ホームセンターにも畳の防虫シートは売っていますが種類は少なめで、仮に買ったとしてもご自宅の畳を引き上げて、床板をきれいに掃除してから防虫シートを敷いて、畳を元の位置に戻すという作業をしなければなりません。
ホームセンターで防虫シートを買うなら、押し入れやキッチンなどに敷く防虫シートを買うのがベストです。害虫はどこにいるかわからないので、押し入れや棚などに防虫シートを敷いて予防するもの良いかも知れません。
畳店は畳を守る防虫シートが主流なので、一番良いのは表替えや、裏返しといった工事の時に頼むのがいいかもしれません。
新しい畳で害虫を寄せ付けないで快適にお過ごしいただける、まさに一石二鳥ですね。
あなたは天然派?薬剤派?畳の防虫シートおすすめ5選!
防虫シートがどれくらい効果があるのかは、防虫シートの商品や生活環境によって大きく異なります。そこでまずは防虫シートにはどういう商品があるのか、おすすめベスト5をご紹介します。
文化たたみ防虫シート
公団などでも使われているメジャーな防虫シートです。フェンチオン0.7g/㎡の薬剤がシートに練り込まれています。一枚1000円前後が目安です。
マイスタットクレープ紙
ホウ酸塩の効果でダニ類や昆虫類を食毒によって駆除し、効果は半永久的に維持します。価格は一枚2000円〜3000円が目安となります。
ダニシラズEシート
殺ダニ効果のあるホウ素系化合物をコーティングした不織布を畳表と畳床の間に縫い込む防虫シートです。無臭で安全性が高く、通常の状態で薬効が10年以上維持します。価格は一枚2500円前後が目安です。
竹炭パワーシート
遠赤外線効果や忌避効果、悪臭の除去効果から高湿度防止効果があります。価格は一枚2500円〜3000円が目安となります。
青森ヒバシート
天然青森ヒバのヒバ油に含まれるヒノキチオール、ツヨプセン、βードラブリン等の持つ防臭、防虫、防菌効果を特殊液状活性加工によって製造した天然の防虫シートです。価格は2500円〜3000円が目安となります。
まとめ
畳の防虫シートのおすすめや効果について解説してきました。害虫など目に見えない虫は発生すると厄介なので、防虫シートを活用してその被害から身を守ることができます。
畳の防虫シートは効果持続時間が普通の防虫シートより長いので、購入の際は畳店と相談して適切な防虫シートを選んでください。
最後までお読みいただきありがとうございます。