関拓未
関家の長男として生まれ、プロ選手を目指していた父親と同じく幼少よりサッカーを始める。
指導者ライセンスもある父親の厳しい指導のもと、小学校、中学、高校と順調にサッカー人生を歩んで来たが、怪我をきっかけに部活を引退。
卒業後は社会勉強のために実家を離れて就職するも、家業の畳店を助けるために一年で帰還を果たす。
当初の半年間は、家業の畳店を継ぐべきかどうか考えながらの日々。
子供の頃見たおじいちゃんの畳づくりからずいぶん近代化されて、働きがいのある会社になってる事に驚く。
社員が入って来たり、責任のある仕事を任され始める頃には、今後もセキ畳店の一員として活躍していこう!と決断。
同時にさらなる向学心から、東京の訓練校に入学を果たす。
東京訓練校では畳の製造技術を学ぶべく、関東から畳店の子弟が集まり技能の習得に当たる。
当初は先輩後輩の人間関係に悩むかと思いきや同じ目標を持った仲間同士が意気投合。
3年間順調にトレーニングを積むことになる。
卒業後は二級技能士をストレートで取得。
現在では畳の製造のみならず、お引き取りから敷き込みまで全て担当している。
23歳とはいえ入社4年を超えるベテランで、社内では多くのお客様を担当しており、工程管理やお客様宅への遅れのないお届けを実現するべく社員間の調整にも当たっている。
また、今後はさらなる技術向上に向けてのトレーニングと資格取得を目指している。