所沢市でダイケン銀白01の表替えに大宮縁HANA香織III No.7をつけた事例をご紹介します!

畳の表替えで一番悩むのが、畳の表面を覆っている畳表(たたみおもて)を決める時です。長年使い続けてきたい草も良いですが、最近流行りの和紙も気になるところです。

友人や知人に聞いてもい草の方が良いと言われたり、和紙の方が最高と評価が分かれるところです。畳は一度表替えしてしまうと10年ぐらいは使うことになるので、悩んでしまう気持ちもよくわかります。

そこで今回は所沢市でダイケン銀白01の表替えと大宮縁HANA香織III No.7をつけた事例をご紹介します。

原料が和紙だと水をこぼした時どうなる?畳の表替えするときに気をつけることとは

国産い草の畳表の供給量が減少していく中で、工業的に安定した畳表を目指して開発をスタートしたのが1989年でした。

天然い草独自の形状から生み出される外観やクッション性、吸放湿性などの際限を目指して研究を進めた結果、機械すき和紙をこより状に加工して樹脂コーティングすることで撥水性を高めています。これにより飲み物などをこぼしたとしても、しばらくの間は染み込みづらくなっています。

さらに1996年には耐摩耗性、耐水、耐汚染性などの性能が向上し、カラーや柄も豊富に取り揃えているために、インテリアと合わせやすくなっています。

最後に畳を表替えする時は、畳の土台である畳床(たたみどこ)がどういう素材なのかが重要です。藁を使っている畳床だと表面がデコボコしているので、和紙の畳表がそのデコボコをひろってしまい、波打った感じに仕上がってしまいます。

畳の表替えは畳縁の交換はしないもの?色や柄で2000種類ある畳縁とは

畳縁(たたみべり)とは畳の長手方向についている布製のもので、大昔は色や模様によって身分を表していましたが、今では神社仏閣などを除けばご自由にお選びいただけます。

素材も綿や麻をロウ引きした黒や茶の糸でしたが、現在では化学繊維で織られたものが主流となり柄やカラーが豊富になり、2000種類まで増えています。

また最近では畳縁を使ってバックや財布などハンドメイドの材料として人気が高まっています。理由として畳縁が軽くて丈夫、そして製作するのに折り曲げやすいなどの理由から需要が高まっています。

表替えの時は新しい畳縁を選ぶことになるので、ご自身の好みやお部屋の雰囲気で選ぶのが良いでしょう。

所沢市でダイケン銀白01と大宮縁HANA香織III No.7の事例をご紹介します!

今回所沢市で表替えしたお客様が選んだ畳表はダイケンから出ている銀白01という畳表です。銀白01は引目タイプの畳表で、一般家庭から神社仏閣などの和室で使用されている織り方です。

畳の目の間隔が約1,4mmで、天然素材のい草を使った引目は普及品から高級品まで幅広く用意されています。この銀白に合わせる畳縁が高田織物から出ている大宮縁シリーズ、HANA香織III No.7です。

淡い緑色に桜の花を散りばめた感じが、お部屋を明るくそして上品にまとめてくれます。今回は6畳二間の表替えでしたが、想像以上の仕上がりに大変喜んでいただき、お役に立てて良かったです。

まとめ

畳は何度でも張替えできる床材です。いろいろな畳表にチャレンジしてみるのも良いかもしれません。素材のことでわからないことがあれば、お気軽にお問合せいただければ幸いです。