所沢市でダイケン清流01銀白色に高田織物ルーミーNo.44の畳縁で表替えした事例をご紹介します!

畳の工事には裏返し・表替え・新畳の3種類あり、裏返しは今使っている畳表(表面を覆っているゴザ)を取り外し、日焼けしていない面にひっくり返してから土台である畳床に張り付けていくので、畳表のチョイスはありませんが、表替えと新畳は畳表を選ばなくてはいけません。

畳表には天然素材のい草から和紙やポリプロピレンで作ったものまで色々ありますが、忘れてはいけないのが畳表の織り方です。

斜めに織目があるものから2色を織り交ぜたものまで豊富に用意していますが、代表的なのが引目と目積という織り方です。

そこで今回は所沢市で表替えダイケン清流01銀白色と高田織物ルーミーNo.44の畳縁を付けた事例をご紹介します。

織り方ひとつで表情が豊かに変化する引目と目積の正体とは

表替えや新畳の工事の時に畳表を選ぶわけですが、どうしてもい草か和紙などの素材に目を奪われがちです。しかし畳表には色々な織り方があり、その代表するのが引目(ひきめ)と目積(めせき)という織り方です。

引目の畳は一般家庭から神社仏閣など多くの和室で使用されていて、畳の目の間隔が約1.4mmです。天然素材のい草を使った引目は普及品から高級品まで幅広く用意されており、国産または中国産があります。

い草の他にも和紙やポリプロピレンの引目の畳もあり、用途に合わせてお選びいただけます。

続いては目積の畳です。目積はへり無し畳に使われることが多い畳表です。引目のタイプより畳の目が狭いのが特徴で約0.7mmとなっています。こちらもい草や和紙、ポリプロピレンを使った畳表があり、国産と中国産を選ぶことができます。

畳縁の柄や色は2000種類!名脇役の畳縁の古今東西とは

畳縁とは畳の長手方法に付いている布製のもので、大昔には畳縁は色や模様によって身分などを表していましたが、今では神社仏閣などを除けば自由にお選びいただけます。

素材も綿や麻をロウ引きした黒や茶色の糸でしたが、現在では化学繊維で織られたものが主流となり柄やカラーの豊富になりました。

最近では畳縁を使ってバッグや財布などハンドメイドの材料として人気が高まっています。畳縁が軽くて丈夫、そして製作するのに折り曲げやすいなどの理由から需要があります。

所沢市で表替えダイケン清流01銀白色と高田織物ルーミーNo.44の畳縁の事例をご紹介します!

今回所沢市で畳の表替えをさせていただきました。お選びいただいた畳表の素材はダイケン工業から発売されている和紙の畳表です。

和紙の畳表とは、機械すきした和紙をこよりにしてから樹脂加工することで撥水性や強度を高めています。色々な織り方がありますが、今回お選びいただいたのが畳の目が細かい目積、ダイケン清流01銀白色でした。

その目積に合わせる畳縁は高田織物のルーミーNo.44で柄は市松模様の茶色です。ルーミーシリーズは全8色あり、黒や赤、紺にピンクなどがあります。

青々したダイケン清流01に茶色の市松模様のルーミーが全体を引き締めてガラリと雰囲気が変わりました。畳の目も細かい目積ということもあってどこかモダンな感じがした表替えとなりました。

まとめ

畳の表替えや新畳の時は素材だけではなく畳表の織り方にも注目すると、よりオリジナリティーを演出できます。

定期的に張替えできる畳だからこそ、遊び心を取り入れてみるのもいいかもしれません。