「家具が多いから追加料金を貰ってもできない」と言われた川口市の新畳工事の事例をご紹介します!

畳の表替えや新畳などの工事をやろうとした時にネックとなるのが、部屋にある家具ではないでしょうか?どの家庭にもテレビやタンスなどの重量家具はあるのもですが、畳を引き上げるためには家具を移動しなければなりません。

家族総出で工事前日に隣の部屋まで移動するか?はたまた引越し業者に依頼するのか?そして畳店では追加料金を支払えば家具移動をしてもらえるのか?

今回、川口市にお住まいのお客様もこのような悩みを抱えていました。そこで今回は部屋に家具が多い部屋の新畳工事の事例をご紹介します。

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畳の工事は3種類!年月と使用頻度によって変わる訳とは

畳のパーツは畳の土台となる畳床(たたみどこ)と、その表面を覆っている畳表(たたみおもて)そして畳の長手方向に付いている布製の畳縁(たたみべり)で構成されています。

まずはじめにやってくるのが裏返し(うらがえし)という工事で畳床から畳表を取り外し、日焼けしていない面にひっくり返してから畳床に張り付けていきます。畳縁もこの時に新しくなるので見本帳からお選びください。期間は新しい畳から3~5年ぐらいがベストですが、使用頻度によっては裏返しができない場合もあります。

裏返しが終わって5~8年すると表替え(おもてがえ)という工事になります。表替えは畳床はそのままに畳表と畳縁が新しくなります。今では畳表も天然素材であるい草をはじめ和紙や樹脂製のものまであるので、インテリアと合わせやすくなっています。最近では裏返しを飛ばして8~10年で表替えするのが一般的になってきました。

最後は新畳(しんだたみ)です。裏返し・表替えをローテーションでやっていると、いつかは畳床も寿命を迎えてデコボコしてきたりフカフカした足触りになります。そうなると畳床・畳表・畳縁すべてが新しくなる新畳の工事です。お部屋の寸法を測ってから製作するので、敷き方を変えたりヘリなし畳に変更できたりします。

家具移動は誰の仕事?奥様の手を煩わせない畳店のサービスとは

核家族化や高齢化などが加速している今、畳の張り替えでネックになっているのが家具移動です。小さな物ならまだしも、大きなタンスや机となるとそうは簡単にいきません。しかし今ではサービスの一環として無料で行っている畳店が殆どです。

昔は人力で家具を動かしていましたが、今では一般的な量の家具できたらカグスベールなどの便利な道具を使って簡単に動かすことができます。それどころか畳を上げた後の床板や家具の裏のホコリまで掃除してくれる畳店もあります。これでしたら旦那さんがいない平日でも奥様の手を煩わすことがないので、畳店選びのポイントともなります。

しかし家具の量が多かったり遠方だったりすると、追加料金が発生する場合がありますので、見積もりの時に確認するのが賢明です。

所沢市から川口市に緊急出動!地元畳店に断られた事例をご紹介します。

今回川口市にお住まいのお客様はホームページにあるお問合せフォームからで、下記のような内容でした。

お問い合わせ内容:

初めまして、〇〇と申します。

家具が多い部屋の畳替えをしていただける業者さんを探してこちらに辿り着きました。

まず確認したいのですが、ロフトベット・つっぱり本棚・デスクトップ型PC・長机・

桐箪笥のある6畳部屋でも作業していただく事は可能でしょうか?

また、価格表の料金はそうした作業費用は含まれますでしょうか?

 

別の畳屋さんではいくら料金上乗せしてでも請けられないと断られてしまい、家具移動

だけ引越業者に別発注するには日時合わせるのが難しく手詰まりと思っていたので対応

いただけますととても助かるのですがいかがでしょうか?

場所は埼玉県南部になります。

ご回答のほどよろしくお願い致します。

 

早速メールにて下見の日時を決めてお伺いしたところ、畳床がかなり弱っていたので今回は新畳ということになりました。仕事の流れとしましては、改めてお伺いさせていただきお部屋の寸法を取らせていただいた後、後日新しい畳と既存の畳を入れ替える段取りとなりました。

入れ替え当日もスムーズに家具移送をこなし、お客様からも大変喜んでいただきお役に立てて良かったです。さらにTwitterにも投稿していただき、重ね重ねありがとうございます。

まとめ

畳替えをしたいけど家具移動が心配という方には、当店がお役に立てるかもしれません。畳以外にも障子や襖など家のお困りごとに対応いておりますので、ご連絡いただければ幸いです。