網戸で外から見えないけど中から見えるのは何色？グレーや黒など色の違いによる効果とは

2022年6月15日 2024年7月1日

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エアコンを使わない季節や天気がいい時に換気目的で活躍するのが網戸です。新築や賃貸など色の指定をしていないのにグレーや黒の網戸が当然のように入っています。

網戸で換気する時に気になるのがプライバシーの問題です。人通りが多かったり交通量があるところではなかなか網戸一枚では不安もあります。

外から見えないけど中から見える網戸があればこういったことを解消できますが、求める機能によって色を選ぶ必要があるのでしょうか。

そこで今回は網戸の色で得られる視覚効果についてまとめてみました。

やはり定番のグレーの網戸が一番落ち着く？オールラウンダーな要素とは

住宅街を歩くと網戸の色はグレーが多いことに気づきます。見慣れたせいもあるでしょうがグレーの色はどんな家にも馴染みやすい感じです。

昔は水色の網戸があり覚えてらっしゃる方も多いのではないでしょうか。水色は目隠し効果が高くプライバシーを守れるのですが、グレーや黒といった色と比べると安っぽく感じてしまうのがネックでした。

それを補う形で生まれたのかは定かではありませんが、グレーの色は適度な目隠し効果と透過性をあわせもっています。明るい色になるほど目隠し効果が高くなるので、利便性の良さから使われることが多い色です。

最近の新築は黒の網戸が主流となってきました。黒色の特徴としては見た目が高級に見えることですが、同時に弱点もあります。

黒の網だけを見ると濃い色をしているので目隠し効果がありそうですが、実は反対で光を反射しないので目隠し効果は低く、外の景色を楽しにたいという場所に適しています。

特に夜、室内の電気をつけていると昼間以上に外から丸見え状態になりやすいので注意が必要です。また、室内でわんちゃんやねこちゃんを飼っていると、網がないように見えて突っ込んでしまう場合があるので網戸の前に障害物を置いて回避するような工夫が必要となります。

プライバシーを守りながらも景色を眺めたり換気できたら最高です。グレーや黒だとなかなかうまくいかないこともマジックネットならいとも簡単に実現してくれます。

タネを明かすと室内側の網の色は黒色なので外の景色がはっきりと見えるようになっていて、室外側にステンレスの特殊加工を施してあるので太陽の光を乱反射させて外からは見えにくくなっているリバーシブルタイプです。人目が気になる場所やプライバシー保護等におすすめです。

しかし日の当たらない日陰や夜間は十分な効果が得られません。ホームセンターでグレーや黒より少し割高ですが簡単に手に入るので、あなた自身で張り替えることも可能です。張り替える際は室内側と室外側を反対に張り付けないように気をつけてください。

網戸の色は「見た目」や「見え方」そして「プライバシー」など何を重視するかによって色が決まります。使用場所や目的に合わせて選ぶといいでしょう。