赤ちゃんが畳で寝返りし始める前にやるべき事ってある?おすすめ寝床で朝までスッキリ快眠!?

赤ちゃんの首がすわりはじめると、次は寝返りするかもと待ちそうしくてたまらないママやパパも多いはずです。

赤ちゃんの成長の証とも言うべき過程は色々ありますが、現在では環境の変化から問題も出てきてしまいました。

そこで今回は、畳と赤ちゃんの発育との関係とおすすめの寝床について調べてみました。

赤ちゃんが畳の上で自然と寝返り出来る様にするためのゴールデンエージ法則とは?

近年、昔ではあまりなかった寝返りやハイハイをほとんどせずに、つかまり立ちに移行する赤ちゃんが目立ってきてきます。

適切な時期にうつぶせ姿勢での能力を経験しておかないと、歩き始めのときに転びやすいといった傾向も少なからずあるようです。

まだ首もすわらない生後1ヶ月からうつぶせの練習を始めることが、赤ちゃんの脳の働きと体幹をよりよく形成する基礎になるという報告もあります。

首がすわる前の赤ちゃんを、うつぶせ状態にすると頭を持ち上げたり、横を向こうとする運動が首から背中にかけての筋肉の発達や、体幹に良い影響を与えてくれます。

欧米ではうつぶせの姿勢はメジャーになりつつあります。床が固いためにマットなどを敷くのが一般的ですが、日本では、赤ちゃんの口や鼻をふさぐことがないように適度な固さとクッション性をあわせ持った畳でうつぶせすることをおすすめします。

毎日十秒くらいでいいので、赤ちゃんの発育にメリットが多いうつぶせ姿勢をママやパパの目が届くところで遊ばせてください。

 

寝返りした赤ちゃんが畳を掻くのはなぜなの?好奇心をかりたてるその訳とは

寝返りをマスターした赤ちゃんは、周りに何があるか興味シンシンです。

指先の感覚は赤ちゃんの脳の発達に欠かせない訓練で、畳の目を指先で掻いたり押したりすることで赤ちゃんの脳は適度に刺激されます。

畳を掻いたりすることは、触覚・聴覚・視覚・嗅覚などの感覚をたくさん使って好奇心を膨らませています。

畳の適度な固さと程よいクッション性は、赤ちゃんに運動の意欲をかき立て運動能力の基礎が確保されるので、歩き始めてからの発育の伸びも順調です。

ご自宅に畳がない場合は、置き畳や畳の素材で作られているイグサラグなどがおすすめです。汚れを心配される方は、畳の表面を覆っている畳表(タタミオモテ)を和紙や樹脂コーティングしてある畳にすると、快適に過ごすことができます。

ただしイグサの香りはしないので、赤ちゃんの感覚をフルに使うことはできません。やはりその点では天然のイグサを使った畳の方が赤ちゃんにはピッタリなのかもしれません。

赤ちゃんが安心して寝返り出来るおすすめ寝床とは?

赤ちゃんも4~5ヶ月を過ぎてくると寝返りが出来るようになってきます。予想外の動きでドッキとすることも多く、目が離せないものです。

寝室にベビーベットを置けるのであれば、大人用のベットにピッタリとくっつけられるタイプがおすすめです。ママの隣に赤ちゃん専用の睡眠スペースを作ることができます。

寝室にベビーベットを置くスペースがない場合は、大人用のベットに赤ちゃんのスペースを作るベットインベットを利用されてはいかがでしょうか?

最後に畳の上で布団を敷いて寝る場合は、赤ちゃん用の布団を必ず用意してください。柔らかすぎるす布団は沈み込みSIDS(乳幼児突然死症候群)の危険性があります。

必要のないときには布団をしまえば広いスペースが確保され、赤ちゃんの感覚を養う練習場となります。

まとめ

大人にとっては不思議に見える赤ちゃんの行動も、成長の過程や経験による学習、感情を表すものなどさまざまです。

夫婦二人の時はフローリングでも不都合はないと思いますが、赤ちゃんが生まれて子育てをする場合は畳をおすすめすます。

赤ちゃんが汚してしまうこともあるかもしれませんが、できれば上質な畳の上で好奇心を膨らませていただければ幸いです。