畳の注文単位は半畳?それとも一畳?所沢市老人福祉センターさやまがおか荘の表替え54畳のご紹介です!

和室の部屋の大きさは6畳や8畳、そして4,5畳や7,5畳など一畳ですべて敷き詰められる部屋や、半畳を交ぜないと成立しない部屋があります。

最近ではリビングの一角に畳コーナー的な感じで4,5畳や3畳の部屋が増えていますが、そういったお客様から申し訳なさそうに「少ない枚数ですが表替え大丈夫でしょうか」とお問合せご注文をいただきます。

そこで今回は畳の最小注文枚数と所沢市の老人福祉センターさやまがおか荘の表替え事例をご紹介します。

畳の工事は3種類!一番メジャーな表替えの時期と価格のまとめ

畳の工事は3種類あり、その中でも一番施工回数が多くなるのが表替えです。表替えとは畳の表面を覆っている畳表(たたみおもて)を新しく張替えることで、畳の土台となる畳床(たたみどこ)はそのまま使うことになります。また、畳の長手方向に付いている布製の畳縁(たたみべり)は新しくなりますので、見本帳からお好みの畳縁をお選びください。

現在では畳表も天然素材のい草を使っているものから和紙や樹脂製の畳表まであり、それぞれ国産と中国産に別れています。

表替えの価格は畳店の得意とする分野で決まっていて、賃貸などの表替えが得意な畳店は4,000~6,000円の普及品を取り揃えています。そして建設関係に強い畳店は8,000〜15,000円の普及品から中級品を扱っている所が多いみたいです。最後は一般のお客様をメインにしているところは中級品から高級品を扱っていて、10,000〜50,000円の畳表を扱っています。

畳の表替え時期は7~10年と言われていますが、上質な畳表を使った方がささくれや変色などがおきずらく、長くキレイに使えるメリットがあります。

畳の表替えは半畳や一畳では受け入れられない?所沢市老人福祉センターさやまがおか荘の表替えをご紹介します!

所沢市にある老人福祉センターさやまがおか荘は、狭山ヶ丘コミニュティセンター内の一階にあります。一階には他に狭山ヶ丘サービスコーナーがあり、2階には狭山ヶ丘学習等供用集会施設、3階には図書館狭山ヶ丘分館が併設された複合施設の一部となっています。

今回は和室の集会場にある54畳の表替えをさせていただきました。この集会場は舞台やカラオケ装置などがあり、市民の方の憩いの場となっています。

使用頻度が高いせいか、畳表だけではなく畳床もだいぶ傷んでいましたが、しっかりと補修をして納めさせていただきました。コロナも落ち着きを迎えつつあるなか、また昔と同じように仲間同士が集まって話に花を咲かせる光景が見れることをお祈り申し上げます。

さて今回は畳の枚数としては54畳と多かったのですが、一般のご家庭で飲み物をこぼしてしまったり、傷をつけてしまうことはよくあることです。そんな時は半畳でも一畳でも喜んで引き受けてくれる畳店がほとんどですので、安心してご連絡いただければ幸いです。

まとめ

表替えの価格は、畳店の得意とする分野によって仕入れる畳表の違いによるものです。見積もりの際は価格を見てみるのがあなた様にとって最良の選択になるかもしれません。

また半畳や一畳などの少ない枚数でもお気軽にお問合せください。