畳の張替えで見積もりを頼みたいけど無料?それとも有料?電話する前に知っておきたい畳のいろは

畳の張替えは頻繁にやるものではないので、商品や価格がわからないこともあると思います。まして初めての畳の張替えだとなおさらです。

ネットでいろいろなことを調べることは出来ますが、実際に施工するとなると別途料金がかかるのではかいかと不安な気持ちになります。

それらを解消する方法として見積もりがありますが、その見積もりで料金がかかってしまってはおいそれと電話もできません。

そこで今回は畳店の見積もり事情についてまとめてみました。

これさえ知っていれば電話しても怖くない!3つの畳工事と張替え時期

畳の工事は大きく分けると裏返し(うらがえし)・表替え(おもてがえ)・新畳(しんだたみ)があります。畳本体も3つのパーツから成り立っていて、畳の土台である畳床(たたみどこ)畳の表面を覆っている畳表(たたみおもて)畳の両サイドについている布製の畳縁(たたみべり)から成り立っています。

まずはじめにやってくるのが裏返しで、新しい畳を入れてから3〜5年のうちにやるのがお得です。裏返しは畳床から畳表を取り外し、日焼けしていない面を表面にしてから畳床に新しい畳縁とともに縫い付けていきます。

次は表替えです。表替えは8〜10年のうちにやるのがベストで、畳床はそのままですが畳表と畳縁が新しくなります。畳表は天然素材のい草を使ったものから、今では和紙や樹脂製のものまであるのでお好みでお選びください。

最後は新畳です。新畳は畳床・畳表・畳縁すべてが新しくなる工事です。20〜30年が目安とされていますが、しっかりとしたメンテナンスや上質な材料を使うことによって、新畳をしなくても大丈夫な場合もあります。

畳店に見積もり依頼の時は、上記のことがわかっていなくても「畳を交換したい」で通じますのでご安心ください。

畳店の見積もりは有料?無料?ケースバイケースでかかる理由とは

「見積もりは無料ですか?」と問い合わせいただくことがあります。基本的に畳店の大半は無料で見積もりを行なっているところが多いです。

しかしこれは商圏内のことであって商圏以外からの見積もり依頼は時間と交通費の観点から有料となるケースもあります。また、相見積もりの場合も有料となるケースですが、契約ができれば商圏外も相見積もりも無料となるパターンが多いです。

明日畳店が見積もりにやってくる!事前準備とその後の保証について

お客様と見積もりの日時を決めた後に必ずと言っていいほど聞かれるのが、「散らかっているけど大丈夫ですか」という質問です。

基本的に事前準備をしていただく必要はありませんが、畳の状態を知りたいので畳一枚でも上がるところがあるのがベストです。一枚も上がらない場合は事前にお知らせいただければ幸いです。

見積もりの際は価格なども大事だと思いますが、畳店の信頼度やどのような保証がついているのかも忘れてはいけないポイントとなります。

まとめ

畳店の見積もりは基本無料ですが、場合によっては有料となるケースがありますので、電話で確認することを忘れないでください。