ママパパ必見!つかまり立ちの赤ちゃんを転倒から守るにはマットが必要?畳なら後頭部でも軽減できる?

赤ちゃんがつかまり立ちをし始めると、転倒した時のことを考えて床のことが気になる方も多いのではないでしょうか?

ちょっと転んだだけでも心配なのに、後頭部からドンと頭を打った日には心臓が止まる思いです。

そこで今回は、マットの必要性や畳の安全性についてお話しさせていただいます。

赤ちゃんが使う畳の部屋にはマットが必要?二つの素材の相性はいかに

赤ちゃんが転倒した時のために、畳の上にマットが必要と感じている方もいらしゃると思います。マットは形状や大きさはもちろん、カラフルで赤ちゃんも喜ぶデザインやインテリアと調和しやすいタイプなど色々種類があります。

赤ちゃんを安心して遊ばせてあげられそうですが、マットなどは柔らか過ぎて、特につかまり立ちや歩き始めの赤ちゃんの足がつっかかってしまい、うまく歩くことができなくなってしまいます。

畳にはもともと程よい固さとクッション性があり足に踏ん張りが効くので歩きやすく、万が一転倒してもフローリングよりも怪我の軽減ができます。

また、畳やフローリングにマットを敷くとゴミが溜まりやすく、ダニやカビの原因となってしまいますので、畳には何も敷かずに過ごしていただき、固いフローリングの場合は遊ぶ場所だけマットを敷いて、定期的に取り外して掃除をするといいでしょう。

畳で転倒しても七転び八起きな訳とは?意外と知らない畳の秘密!

つかまり立ちしたかと思えば床に寝転がって遊ぶことが多い赤ちゃんですが、程よいクッション性がある畳なら転倒してもよほどのことがない限り安心です。

畳の素材に使われているい草の断面は、スポンジのようにたくさんの穴が空いています。畳がふんわりとして程よいクッション性を持っているのはそのためです。

手足に優しく、よく転倒する赤ちゃんにとっても頼もしい存在です。

い草からはバニリンという甘い香りの成分が放出されています。それにより森林浴と同じリラックス効果があり、赤ちゃんから子育てや家事に忙しいママにも癒しの空間となります。

また、高い吸湿性で肌触りはサラサラしていて、衛生面でも抗菌作用や有害物質を吸着する効果もあるので、畳なら安心して寝転がることができます。

畳で遊んでいた赤ちゃんが後頭部を打った時の見極め方とは?

赤ちゃんはよく後頭部を打ちます。体の割には頭が大きく、体幹や受け身も上手くできないので、転倒すると顔や後頭部を先に打ってしまいます。

どういった床で打ったかが重要で、コンクリートや鉄板などは衝撃が強く30~50㎝の落差でも重症になる危険性があります。

打った後に意識がない・けいれん・大量出血等の症状があれば、急いで救急車を呼びましょう。

後頭部を打った直後に泣き出すのは意識がはっきりとしている証拠です。その後特に変わった様子がなければ打った箇所を氷水や保冷剤で冷やすと、コブは小さくなります。

ご家庭で様子を見るポイントは元気さ・顔・嘔吐の3つです。このうち1つでも異変があった場合は受診してください。

このようなことを踏まえると、赤ちゃんがいるご家庭での床選びは発育だけではなく、安全性も視野に入れておく必要があります。

まとめ

赤ちゃんの部屋の床に適しているのは畳です。これから新築をお考えの方は、みんなの目が届く場所に畳の部屋を作ってみてはいかがでしょうか。

そうすれば赤ちゃんも安全ですし、発育にももってこいの一石二鳥です。

人それぞれ好みはあると思いますが、このブログが子育てのお役に立てれば幸いです。