その手があった!?入間市でのれんNo.8003とあかつきNo.663の襖の張替え事例をご紹介します!

襖も長いこと使っていると汚れや傷などが目立ってくるので、張替えをしなければなりません。しかし襖の紙は畳以上に種類があり、和柄はもちろんのこと洋風柄や無地、総模様など豊富に取り揃えてあります。

ここで問題になるのが襖の紙の選び方です。襖は垂直に建て付けてあるので、色や柄でお部屋の雰囲気が決まってしまいます。

そこで今回は入間市でのれんNo.8003とあかつきNo.663の襖紙を一部屋で合わせた事例をご紹介します。

襖はデザインや柄で選ぶのが一番いい!?紙質の違いが後に与える影響とは

襖の見本帳には和柄をはじめ洋柄や無地、総模様などがまとめられています。見ているだけでも楽しくなってきますが、目移りしてなかなか決めることが出来ないのも事実です。

襖紙は大きく分けると「紙系」「織物系」があり、それぞれ高級品・中級品・普及品のグレードがありますが、デザインや柄などグレードを飛び越えて似ているものもあります。

しかし貼り終えた瞬間から高級品でしか醸し出すことのできない重厚感や風合いなどは、デザインや柄が同じようでもやはり普及品では敵いません。

その違いは紙系でいえば繊維の細かさの違いだったり、織物系だと天然の繊維、麻や絹そして木綿などは高級織物で、合成繊維などを使用してものと比べると質や耐久性、風合いなどに大きな差ができてしまうのは否めません。

襖紙の選び方で和室をおしゃれにイメージチェンジ!見本帳の最後にモダン感あり!?

ちょっとイメージチェンジをしたいと和室を見て感じた時は、和モダンやより和のテイストを強調してクオリティをアップする方法があり、襖の張替えをするのがおすすめです。

それぞれの見本帳には特色があるので一概にはいえませんが、見本帳にはある法則があります。最初の方は半分から下にデザインされているものが多くあり、山水画や花柄などが描かれています。そのままページをめくっていくと洋風な感じとなり、クロスの紙のような無地系が続きます。

さらにめくっていくと紙全体にデザインされた総模様の襖紙となり、最後には特別価格としてワンランク上の襖紙が紹介されます。

ひとつの見本帳だけでもいろいろなデザインや柄があるので、先ほどご説明した紙質と合わせてお選びいただければ幸いです。

入間市でのれんNo.8003とあかつきNo.663の合わせ技事例をご紹介します!

今回入間市で、畳の表替えと一緒に襖の張替えもさせていただきました。お客様がお選びいただいたのが、のれんのNo.8003でした。

先ほどお話しした見本帳の最後の方にあるワンランク上の襖紙で、モダンな茶色の無地系です。しかしここで問題になったのが和室にある襖の枚数が多いので、茶色の無地に全部張替えてしまうと部屋が暗くなってしまわないかという不安でした。

確かにお部屋全体を取り囲むようにある襖に、少し濃いめの茶を貼ってしまうと暗くなりそうな感じだったのでお話をした結果、押入れの2本だけを違うデザインにすることでまとまりました。

複数の見本帳から改めてお選びいただいたのが、あかつきNo.663です。

襖の柄を変えることによりメリハリの効いたお部屋になり、お客様も大変喜ばれておりました。

まとめ

襖のデザインを決める時はどうしてもひとつに絞りがちですが、今回のような事例を参考にしてオリジナリティな和室を作ってみるのもいいかもしれません。